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Project Caravanができるまでとあとそれから。

Backpackers'Japanの前身となった"Caravan"結成から会社設立まで+αを綴った日記集。現在世界一周&ゲストハウス設立目論み中。

2010

04/03

Sat

19:22:35

主要大観光都市京都 

Category【 日本安宿放浪記 】

昨日、名古屋から京都に入りました。


そして一ヶ月ぶりに本間くんと合流!


本間「いっし~!…なんか、久しぶりなような、そうでないような…」


俺「さて、ビジネスの話をしようか」



そして昨日の夕方から、22時過ぎまで今までのお互いの考察から、ゲストハウスを作るべき①エリア②立地③形態について話し合う。




全然違う方向で全然違う宿を見たはずなのに、不思議と持ち寄ったものは似通っていた。



そして最後の一週間は日本一の観光地、京都にて調査&最終的なまとめ。ほとんどの外国人に聞いてみても、京都を訪れない人はいない。


そして、一週間前に京都のゲストハウスに電話してみた俺たち。


電話先のオーナー「次開くのは4月の下旬になってからですね」



そんなとこばっかり。




京都すげぇ…。




京都はゲストハウスの数も日本で一番多い。それでも供給が足りていないのだ。



おし。


無駄なく調べよう。


なんとか残り1ベッドや2ベッドの場所に滑り込むことができ、


昨晩現時点での考察をまとめあげた俺たちは京都タワーにほど近い焼き鳥屋で景気づけにビールを飲んだ。
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2010

03/20

Sat

00:24:18

縁結びのホットライン 

Category【 日本安宿放浪記 】
今回宿の名前はブログには載せないつもりだったんだけど…


でも一昨日ちょっと面白い話があったので一件だけ。


俺が一昨日お邪魔したのは札幌の縁家(えにしや)さん。泊まる予定はなかったんだけど、北海道に入ってから縁家さんの名前を聞くようになる。オープンしてまだ一年経っていない新しい宿だった。


色んな宿でも「縁家さんならきっと色々教えてくれるよ~」と言われたので予定を伸ばし訪れることに。


行ってみるとなんと、縁家さんはマンションの角部屋を使ったゲストハウスだった!


数あるゲストハウスの中でもこういう形でやっているところは少ないはず。


チャイムを押して少しすると

「は~い!」

と明るい声が外まで届いた。

「はいはい、あぁ~!どうぞどうぞ~!」

明るい女性の方が出て対応してくれた。この方がオーナーの「ゆき姉」。旦那さんは福岡にいて、今はほとんど一人で切り盛りしているらしい。


中に入るとマンションの一室とは思えないほどの広々空間。


サンルームがあったりベランダを改造(?)した喫煙室があったりして宿内を案内される度にちょっと興奮。

俺「おぉ~すごい!素敵!」


ゆ「でしょでしょ~!」


しかしこのゲストハウスの一番の魅力はこのゆき姉にあった。


暫くして「実は、俺も宿をやりたいんです」と言う。

今まで何度もこの話をしてきたが、「そう、厳しいよ~。まあ頑張って」ぐらいですかされることも多い。あからさまに対応が変わる人もいる。


しかしゆき姉、


「おぉ~そうなの!


なんでも教えるからなんでも聞いてちょうだい!」


ゆ、ゆき姉!!


「札幌のこのゲストハウスがみんなのもう一個の家になって、お気に入りになってもらいたい」


そんなゆき姉の思いは宿の中身にも接し方にも現れている。


畏まった丁寧な対応ではなく、昔からの親しい友人だったり、行きつけの飲み屋の店長(ごめんなさい。笑)だったりそんな感覚に近い。



そんなゆき姉を慕ってリピーターになるゲストさんも多い。


そして縁家のイマジネーションの元になったであろう、ゆき姉一押しのゲストハウスが沖縄にあるらしい。

名前は結家(むすびや)。

ゆ「すっごくいいとこだよ~。ここの名前も結家の女将さんにつけてもらったの。並べると"縁結び"になるでしょう?」


ん?

俺は思うところがありすぐに本間君に電話した。



俺「あれ、今日泊まってる宿ってなんて名前だっけ?」


本間「結家だけど?何で?」



!!



そう、俺が札幌にいたこのとき、実は本間君は沖縄にいたのであった。

そして本間君も偶然友人に進められ結家へ…お互い1泊しかしないのにすんごい偶然だ。



しかもその後ゆき姉からさらに佐渡六べき話を聞く。

縁家のオープンの日は4/17で、知り合いの占い師の人に幾つか絞ってもらった日の中からゆき姉が語呂で(よ・い・な)選んだ日らしい。


そしてそのオープンの日が決まってから発覚。

結家の女将の誕生日、そして結家のオープン日が偶然にも同じ4/17だったそうな。




そんな風に強く結びついた、遠く離れた二つの宿。

そして偶然そこにバラバラに泊まっていた俺と本間。

ホットラインにお邪魔してゲンを担がせてもらいました。



本間君が奈良でゲストハウスのオーナーから聞いた言葉

「ゲストハウスはね、運がよければオープンできるよ~。」

運はこちらを振り向いてくれている!のか!?
 

2010

03/13

Sat

22:46:02

ビジネスホテルも今や安宿? 

Category【 日本安宿放浪記 】
る~るるるる~


雪だあ



こんにちは、北上を続け、今は北海道の小樽にいます。


東北はユースホステルしかなかったのでユースにばかり泊まっていたんだけど、

北海道はゲストハウスやバックパッカーがいくつかある。


しかし!北海道上陸一日目、函館にはそういった旅人宿がなかった。ユースもなかった。



俺たちが泊まり歩いてるのは大体2000~3500円の素泊まりの宿なので、

函館でビジネスホテルに泊まるってなると予定より結構お金がかかっちゃうかな~、と思っていた。


そしてケータイで検索。


すると

「急な出張でも安心!和室男性お一人3000円コース」

の文字。




安っ!!!




これはここも調査せねば…。


向かってみると駅から15分は歩いたものの、外見はすこーし小さな普通のホテル。

フロントでチェックインするとエレベーターまで見送ってくれる。


部屋に入ると暖房がちょうどよくきき、布団が敷いてある。

荷物を置いてどっかり腰を下ろすとテーブル上にメモを発見!


石崎さま、こんばんは。東京から比べるとこちらは朝も晩も寒いので驚かれたのではないですか云々…
では、なにか御座いましたらなんんなりとお申し付け下さい。



…心遣いだ。



そのホテルには大浴場もあったのでかなりのんびり過ごした。

その後も3000円という安さによるハプニングを心のどこかで期待(?)していたが結局何もなく翌日チェックアウト。お見送りつき。




…う~ん、今や3000円を安いと売りにできる時代じゃないのかもしれないなぁ。


偶発的とはいえ、これはこれでいいサンプルだわね。しっかりと持ち帰りましょうそうしましょう。
 

2010

03/10

Wed

10:25:26

雪国の洗礼 

Category【 日本安宿放浪記 】
日本調査も二週間目に突入。


俺は今岩手県の遠野に向かっているところだ。


しかし昨日から全国的な大雪。仙台でも15cm程積もっていた。そうすると当然でてくるのが電車の遅れ。


宿があった太子堂駅から仙台までの電車が57分の遅れ。

ただでさえ今日は花巻駅にて「83分待ち」をしなきゃいけなかったのに…。


風紀の乱れは心の乱れ!心の乱れはダイヤの乱れ!


電車でのトラブルを起こすまい!!と予定より早いけれど北に向かう電車に飛び乗りました。


3月、芽吹きの季節。桜前線とともに。緩やかなる北上。そんなのは夢でしたね。夢。自然はもっと厳しかった。


「本間くんは西だからなぁ。晴れの日に世界遺産とか巡りながらのんびりぽかぽかやってるのかなぁ~。」


と思っていたところ、昨日電話がかかってきた。


本間「…宮島(広島の観光名所・世界遺産登録)、雪積もってんだけど。さっみいぃぃし、マジ××××!」


俺「…。」


調査の方は、やっぱり想像してたよりもうまくいかないところが多いなぁ~。


昨日仙台で泊まったところはオーナーさんがすごく忙しいらしく僕も一度、一瞬きりしか見ることが出来なくて、しかも常駐してるスタッフさんもいないから話が全然聞けないし。


そして福島のとあるホステルでは

「日本人も含め、もっと国内を旅しやすくしたいんです。」

と言うと、

「あぁ無理だよ。無理です。」

と返された。

その道では長くやっておられる方で、そこにはきっともっともな理由、正しい理屈があるのだが、


俺はついカチンと来た。


俺「そうですか、ではただそういうひとつの意見として受けとります。」


そういった後にハッとなり急いで笑顔を作ったつもりが、うまく笑えず、かなり歪んだ笑みとなってしまった。



本当は、

「僕は無理だって言葉が嫌いですね。そういう文化が根付かなかったことこそあなた方の罪ではないんですか。」


とまで言いたかったが、それは違うと思い直した。


綺麗に作り込まれた宿。この宿を作った主人が自分の宿にも旅人を泊めてもてなすことにもでかすぎる誇りを持っててそれを深く愛してるだろうことは間違いなかった。


それこそ俺が否定する権利なんてどこにもない。


いい意味だろうと悪い意味だろうと人の言葉は額面通りではない。どうしてそう言ったのかを見極めよう。


いい訓練かもしれないなあ。
 

2010

03/04

Thu

23:18:42

たゆたいはじめ。 

Category【 日本安宿放浪記 】
国内バックパッカー放浪記

三日目。



…の前に一日目からの振り返り。

一日目は東京浅草にあるホステル。都内では一番大きいらしく、地下も含めると七階ある。

「外国人専門ゲストハウス」とうたってるだけあって日本人は俺達だけ。比率を聞いたら10:0だって。
う~ん俺たちの文も四捨五入(?)してなくなってしまうほどか…。


リビングでは外国人がいくつものグループになり日本酒を飲んだりビールを飲んだりしていた。

しかしここで気づいた。


俺は英語が(ほぼ)話せない!

とはいってももじもじしてるわけにもいかないので本間君とともにフランス人達のチームにはいる。


話題をよくよく聞いてみると…ん?なんだかよく聞く名前が…。



ボンチャーン!


オカマーウェイ!



こ、これは…!
ワンピースだ!!ワンピースの話だ!

やっぱり日本の漫画ってすげぇなあ。そのあとも鬼目のキョウとか北斗の拳とか俺もよく知らない漫画について熱弁される。

フランス人は特に日本フリークの人が多いよね。
中には五輪の書を五~六回読んだっていう強者も。

そしてそんなフランス人にたどたどしく話してみる英検五級の俺。

「発音悪くてごめん。」

というと

「大丈夫、そんなに悪くもないよ」

と言われた。は、励まされた。



で、気付いたんだけど、英語話せないと思って、よし、教科書引っ張り出してもっかい勉強しよ、


とかそういうことじゃねえんだな、と。

いやもちろん大事なんだろうけど、

語彙力とか文法とか、それ以前に自分で張ってる、なんかバリアー(仮に俺バリアーとしよう)をまずなんとかすりゃいいんだと思った。
俺バリアーが聞くことも話すことも妨げてるよねー、たぶん。



でもそこならなんとかなる。かもしれん。

大きい収穫だと思った。


そして二日目。


俺たちは山谷にいた。

本間「なんか、全然町の雰囲気ちげーよ?」

俺「うん…。」

山谷は都内でも有名なドヤ街。辺りを見てみてもまさに日雇い労働者といった感じの人がそこらじゅうにいる。確かに前日の浅草とは大きく違っていた。

「ここは見ても仕方ない。こうなっちゃいけないっていうのを拾うだけでいい部分は少ないよ、他のとこのがもっと吸収できる。」

「いやでも、例えそうでも、都内で周りに観光資源がないような立地の状況も知っておきたい。これで人が入っていようがいなかろうが情報になる。」


ということで僕らは探し当てたそのバックパッカーの扉を叩いた。


外観も入ってすぐのリビングも、周辺の安宿なんかと比べると格段にきれい。

テレビとテーブルを囲んでソファーが三台並んだリビングにはアジア人が三人座っていた。


階段を上って部屋に入るとワイシャツの男性。やはりアジア人。英語で話し掛けるか迷っていると、


「ここは初めてですか?」「あ、はい」


普通に日本語で話しかけられた。聞くと日本人の大学生。就活で利用しているらしい。


後になってわかったがリビングにいた三人もみんな日本人。

それぞれの目的は家探しと就活とふらっと観光。

集まる人もやはり浅草のバックパッカーとは随分違うようだった。

旅行者用にインタビューを用意していた俺たちだったが


「どうもここは違うな…」


とそれを出さずにスタッフさんへのアンケートと個人としての評価のみを行うことにした。


夜になると作業着のおじさんも数人入ってきた。やっぱり日雇いの人たちも利用してるのね。


その後リビングに集まっている日本人たちとひとしきり話し、
その後でベッドへと向かうと、部屋から出てきた本間君とすれ違った。


「おじさんらのイビキが凄まじくて眠れん!」


う~ん御愁傷様。偶然違う部屋に割り当てられていた俺は本間君を思いつつ快眠したのだった。


と、いうわけで三日目。


今日から本間君とは別行動。
俺は千葉県の南端、安房鴨川まで来ていた。

オーナーさんからは18時に来てね~、と言われていたのだが、16時に着いてしまった。


することがないので海でも眺めることにした俺。



さ、さみぃ…。



やっぱりうまくたそがれるにはまだちょっぴり若いのかもしれない。


海から離れ道路わきで小説を読みながら過ごしてなんとか18時を待った。


「今日から本間君もいないし、英語がんばらなきゃな」



と思いながらオーナーさんにお金を払い部屋を案内してもらう。




と、あれ、何かおかしいぞ?



俺はその違和感にいち早く気づいていた。

俺「あの、今日他のお客さんて…?」


「ああ、今日は他はいないよ。




なかなか思うようにはいかないものである。

千葉県の端っこで、俺は一人、冬の太平洋の波音を聞きながら眠りについた。